先日、世界の医療団の中嶋さんと木田さんにアドバイスを頂くためのミーテイングをしていただきました。
活動のいちばん最初の頃からアドバイスを頂いているお二人には、本当にお世話になっています。
いつも、現場を知っているからこその貴重なご意見を頂き、今回もやはり同じように助けて頂きました。本当にありがとうございます!
とにかく、自分達の支援によって現地に不平等を生まないことに気を付ける
自分たちの活動の軸がぶれないように気を付ける
いつも自分たちが立ち返る場所を、きちんと決めておくことの必要性を再確認しました。
そして「僕たち私たちにできること」にとってのそれは、
「難民キャンプの子ども達に希望を届けたい」
それ以上でもそれ以下でもありません。
火事の被害のニュースが現地から写真で届くたびに胸が痛く、心から助けたいと思います。
でも、私たちが預かっている支援金は私たちのお金ではなく、この活動の主旨に賛同してくださった1000人以上の人たちの大切なお金です。
中嶋さんが、
「時には、相手をがっかりさせてしまう結果になって、そんな時は本当に苦しくなります。それは私たちも毎回毎回悩みます。でも、だからと言って「何でもあり」になってしまうのは良くないのです」
と仰っておられました。
重くて、真実から出たお言葉。
胸に刻みました。
そして先日、コロナの拡大により、バングラデシュではまたロックダウンがスタートしました。人の活動が制限され、支援物資を届けてくれるカウンターパートナーも今は動けないとの連絡がありました。また、アウンティンさんの新しくリフォームされた学校の開校もロックダウン解除の後になるということが決まりました。
あの、竹編みで作られた学校に早く子ども達が通う事ができますように。そのタイミングに合わせて、文房具などをまた送る予定です。懐中電灯、それから今回新しく送る事にしたものの中には笛もあります。
笛は、自分の身に危険がせまったとき、例えば人身売買のためにさらわれそうになったり、暗い道で襲われそうになったら吹けるから良いのではないか、という木田さんからのアドバイスで送る事が決まりました。
ただ、現地の子ども達にその「目的」をしっかりと伝える事が必要です。そうでないと、ただ遊ぶだけのおもちゃになってしまう。
現地の学校の先生たちに、簡単な資料を作って送ろうと思っています。笛が聞こえたら大人たちが助けに走っていけるようになったら、少しは被害が減るんじゃないかと思うと、一刻も早く送ってあげたいです。
コロナも火事も早くおさまりますように。
世界の医療団のHP:
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