今日は、子ども達が学校に行っている間にジャーナリストの木村元彦さんとお話をさせていただきました。世界の医療団からは中嶋さんと木田さんもご参加いただき、本当に有意義なミーティングとなりました。お忙しい中、ありがとうございました。
支援についてお尋ねしたところ、「現地の声を吸い上げるなら、やはり現地に住んでいる人たちに聞かないと」というアドバイスを頂きました。
確かにその通りです。これまで、私たち保護者にとっても、子ども達にとっても、「現地の先生と話す」こと自体が可能なことだという認識もなく、思いつきもしませんでした。
とんとん拍子に話が進み、ビルマロヒンギャ協会の会長の娘さんであるルリカさんに通訳をお願いし、現地の学校の先生とのオンラインミーティングが実現しました。残念ながらネット環境があまり良くなくリアルタイムでのコミュニケーションは叶いませんでしたが、現地の子どもたちからの動画メッセージをたくさん送ってくださいました。
残念ながら、と言うか予想通り、と言うか、画面の子ども達はニコニコ元気な笑顔ではなく、みな一様に緊張している様子で、まじめな顔でカメラに向かって話していました。将来の夢を聞く先生に、「ITエンジニア」と答える少年。この子たちから教育を奪ってはいけないと強く思いました。
すでに教育を全く受けていない世代が、ひと世代生まれてしまった難民キャンプ。最近暴動も増加していると聞きます。
子ども達に背中を押されるかたちで、私たち保護者も一様に、知り、学び、考えさせられています。
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