子ども達の学校宛に、たくさんのおもちゃやお洋服を送ってくださった方がいらっしゃって、そのことについては以前のブログにも書きました。
ぬいぐるみなど軽いものは箱詰めし、現地の難民キャンプへ送ってくださるようアウンティンさんにお願いしてあります。
残りのものの中にも、積み木やボールなど、子ども達が喜んでくれそうなものがたくさん。これらを、国内にいる仮放免の方々など困っている人たちになんとかして届けるルートがないものか、しばらく探っていました。
国際交流協会へも問い合わせをしてみましたが、いかんせん今はコロナ禍でなかなかイベントが出来ず、荷物を置いておく場所もままならないとのお返事。
モスクへ持ち込もうかと考えたりしましたが、結局モスクは男性たち主導の場所。上のフロアには男性しかあがれないということを聞いても、私たちが支援を届けたい「お母さんと子ども達」へは直結しないかも、と思ってとどまっていました。
最終的には自分たちでリサイクルの仕組みを作るしかないかな、と思っていましたが、昨日ロヒンギャのカディザさんが、館林市内に住んでいて子どもたちがまだ小さいというご家族を紹介してくださいました!
「やっと繋がった!」ここまで2カ月近く、行き場のない支援品をどうにかして本当に必要な人たちへ届けたいと試行錯誤していたので、安堵の思いでした。
今日、市内のお宅を2件訪問し、おもちゃや靴、洋服などをお渡しすることが出来ました。子ども達はまだ小さくて2歳と6歳の保育園児と小学生だとのこと。昼間だったので会えなかったけれど、喜んで遊んでくれたらいいな。そのうち、子ども達同士の交流なども出来たらいいなと考えています。
「僕たち私たちにできること」の基盤は、ロヒンギャ難民キャンプの子どもたちを助ける活動です。それを活動の大きな柱にしながら、細々と、市内在住のロヒンギャの、特に困っている子ども達への支援をしていきたいと考えています。<保護者筆>
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